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すべすべ

すべすべ
形容動詞
1
標準
文例 · 用例
ああ そのすべすべとみがきあげたいつぽんの指をおしいただきすつぽりと口にふくんでしやぶつてゐたい いつまでたつてもしやぶつてゐたい。
萩原朔太郎 蝶を夢む 青空文庫
ああいま春の夜の灯かげにちかくうれしくも屍蝋のからだを嗅ぎてもてあそぶやさしいくちびるに油をぬりつけ すべすべとした白い肢體をもてあそぶ。
萩原朔太郎 蝶を夢む 青空文庫
やさしいくちびるに油をぬりつけ すべすべとした白い肢體をもてあそぶ。
萩原朔太郎 定本青猫 青空文庫
すべすべしてゐる床の上、金のカンテラ点いてゐる。
中原中也 山羊の歌 青空文庫
お顔のむくみも、前日あたりからとれていて、頬が蝋のようにすべすべして、薄い唇が幽かにゆがんで微笑みを含んでいるようにも見えて、生きているお母さまより、なまめかしかった。
太宰治 斜陽 青空文庫
成程、そう言えば、端近へ出てから、例の灯の映る、その扁平い、むくんだ、が瓜核といった顔は、蒼黄色に、すべすべと、皺が無く、艶があって、皮|一重曇った硝子のように透通って、目が穴に、窪んで、掘って、眉が無い。
泉鏡花 吉原新話 青空文庫
すべすべして赤く染った細長く固い石である。
岡本かの子 富士 青空文庫
ただすべすべした珠玉でありました。
岡本かの子 仏教人生読本 青空文庫