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無々

無々
名詞
1
標準
文例 · 用例
寂寞の姿と無々の眼と――。
岡本かの子 雛妓 青空文庫
端なく会人無々君と邂逅して宿を倶にす。
松の操美人の生埋 青空文庫
居士一読覚えず案を拍て奇と叫び、愈※無々君の説に服し、圓朝氏の技に駭き、直に筆を採て平生の所感を記し、以て序に換ゆ。
松の操美人の生埋 青空文庫
無々という老翁の石城郡に住する者、かつて残夢を訪ねてきて、二人で頻りに曾我の夜討の事を話していたこともあった。
柳田国男 山の人生 青空文庫
それから第二の点は支那の寒山拾得の話のごとく、残夢は無々と語り福仙と相指ざし、残月は小松原宗雪と同宿し、清悦は小野某を伴ない、また白石翁が天鑑和尚を倅と呼んだこと、これも多分は古くからの方式であったろうと思う。
柳田国男 山の人生 青空文庫