溜め池
ためいけ
名詞
標準
文例 · 用例
この工場のために掘ったかと思われる裏のため池には掘割溝から川の水を導き入れてあった。
— 寺田寅彦 『写生紀行』 青空文庫
ため池の岸には子供が二三人|釣りをたれていた。
— 寺田寅彦 『写生紀行』 青空文庫
(七)沼、ため池、およびこれに類する場所より昇騰するガスには、沼気をはじめ種々燃焼しやすきガスがある。
— 井上円了 『迷信と宗教』 青空文庫
しかして、沼地、ため池等に限らず乾燥した地面の上にも現るる。
— 井上円了 『迷信と宗教』 青空文庫
陰湿なため池や、荒れ果てたレンガ工場だ。
— THE DUST OF DEATH 『死の土壌』 青空文庫
白み始める頃、ランタンや網や高級服も、ため池に深く沈め、夜明け前、典型的な牛飼いがすたすた歩く草原の向うには、繁栄するバーミングハムの町があった。
— THE MASTER CRIMINAL 『悪の帝王』 青空文庫
その席というのは山査子の木陰になっている平らな石で、そばには小さなロッホ――広くて深いため池のことで、イングランドではこういうのをターンと呼ぶと聞いたことがあります――がありました。
— J. S. レ・ファニュ J.S.Le Fanu 『ドラムガニョールの白い猫』 青空文庫