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随に

まにまに
副詞
1
標準
at the mercy of (e.g. the waves)
文例 · 用例
不幸にして露西亜はレーニンの奇蹟的な偉業とアンナ・スラビナの半身不随によって、過去タレルキンの饒舌、私に遺伝してしまった。
Love on Drought 恋の一杯売 青空文庫
家屋の建築は設計者の気随になる。
寺田寅彦 ルクレチウスと科学 青空文庫
父はおぬいの十二の時に脊髄結核にかかって、しまいには半身|不随になったので、床にばかりついていた。
有島武郎 星座 青空文庫
一年半も半身不随になつて、どつと臥つたなりであつたから、小さな床屋の世帯としては、手にあまる重荷だつた。
有島武郎 お末の死 青空文庫
我に諂い我に媚ぶる夥多の男女を客として、貴き身を戯に謙り、商業を玩弄びて、気随に一日を遊び暮らす。
泉鏡花 貧民倶楽部 青空文庫
もうとっくに死んでいたおきみ婆さんと同じようにお歯黒に染めていたその婆さんは、もと髪結いをしていて、その家の軒には「おめかし処」と父の筆で書いた行灯が掛っていたのだが、二三年前から婆さんの右の手が不随になってしまったので、髪結いもよしてしまったらしい。
織田作之助 アド・バルーン 青空文庫
そういう時勢であったから椿岳は二軒|懸持の旦那で頤を撫でていたが、淡島屋の妻たるおくみは男|勝りの利かぬ気であったから椿岳の放縦気随に慊らないで自然段々と疎々しくなり、勢い椿岳は小林の新らしい妻にヨリ深く親むようになった。
――過渡期の文化が産出した画界のハイブリッド―― 淡島椿岳 青空文庫
父にておはせし人はその頃年三十を越え給はず、また母にておはせし人もなほ若かりしかば、さのみは愛し給ひしとも聞かざれど、祖母なる人のいとめでいつくしみ給ひて、父の叱り給ふ時は機嫌よろしからぬほどなれば、おのづから気随におひたてり。
内田魯庵 二葉亭四迷の一生 青空文庫
作例 · 標準
人生は、まるで風のまにまに漂う小舟のようだ。
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彼は運命のまにまに、各地を転々とする生活を送っていた。
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波のまにまに、小石が海岸に打ち寄せられていく。
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随に(まにまに) — 幻辞.com