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溝埋

みぞうみ
名詞
1
標準
文例 · 用例
「勝ちさびに天照大御神の営田の畔離ち溝埋め、また大嘗きこしめす殿に屎まり散らしき」というのも噴火による降砂降灰の災害を暗示するようにも見られる。
寺田寅彦 神話と地球物理学 青空文庫
正史上の説明は、之を上古史の研究者に譲り、純然たる神話的伝承に従って、之を述べんに、素盞嗚尊の暴行は、日本古史神話中の大事件にして、その罪過は所謂八個の「天つ罪」、即ち畔放、溝埋、樋放、頻蒔、串刺、生剥、逆剥、屎戸の八個にして、大祓の祝詞に特筆する所なり。
高木敏雄 比較神話学 青空文庫
この種の行為が重罪とせられる点に於て畔放ち・溝埋めの国津罪を聯想せしめるものがある。
日本の悲劇 鎖国 青空文庫
ここに驚き懼みて、殯の宮四にませまつりて、更に國の大幣を取りて五、生剥、逆剥、阿離、溝埋、屎戸、上通下通婚、馬婚、牛婚、鷄婚、犬婚の罪の類を種種求六ぎて、國の大|祓七して、また建内の宿禰|沙庭に居て、神の命を請ひまつりき。
校註 古事記 古事記 青空文庫
そこで驚き恐懼して御大葬の宮殿にお遷し申し上げて、更にその國内から幣帛を取つて、生剥・逆剥・畦離ち・溝埋め・屎戸・不倫の結婚の罪の類を求めて大祓してこれを清め、またタケシウチの宿禰が祭の庭にいて神の仰せを願いました。
現代語譯 古事記 古事記 青空文庫