年寄る
としよる
動詞-五段-ラ行動詞-自動詞
標準
to grow old
文例 · 用例
彼は健康で年寄ることも忘れてゐた。
— 岡本かの子 『老主の一時期』 青空文庫
心機一転 われわれの年寄るというは精力の枯れるの謂である。
— 新渡戸稲造 『自警録』 青空文庫
それを毛布にこすりつけて拭ふと、俺は悪いことしよるんでない、悪いのはあいつだ、と義母の顔を思ひ浮べた。
— 北條民雄 『青年』 青空文庫
「きょと作よ、きょときょとしよるせに溝に落ちたりせんならん」 健はだまっていた。
— 壺井栄 『赤いステッキ』 青空文庫
「きょと作じゃない子が溝い落ちるかい、きょときょとしよるさかい」「きょときょとやこい、しやせんわい、健、克ちゃんがいつもどんなんか思て目つぶって歩いてみたら、気いつけたのに落ちたんじゃい」 これにはお母さんも何ともいいようがなく、「きょうとやの、まあ」と、笑った。
— 壺井栄 『赤いステッキ』 青空文庫