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蜜蝋

みつろう
名詞
1
標準
beeswax
文例 · 用例
ハタと止めば、其の空の破れた處へ、むら/\と又一重冷い雲が累りかゝつて、薄墨色に縫合はせる、と風さへ、そよとのもの音も、蜜蝋を以て固く封じた如く、乾坤寂と成る。
泉鏡太郎 霰ふる 青空文庫
額にはワセリン、目にはベラドンナ、頬骨には紅、唇の周りには蜜蝋を薄くつけて乾かす。
THE ADVENTURE OF THE DYING DETECTIVE 瀕死の探偵 青空文庫
ハタと止めば、その空の破れた処へ、むらむらとまた一重冷い雲が累りかかって、薄墨色に縫合わせる、と風さえ、そよとのもの音も、蜜蝋を以て固く封じた如く、乾坤寂となる。
泉鏡花 霰ふる 青空文庫
人参六十|斤、白苧布三十疋、蜜百斤、蜜蝋百斤の四色である。
森鴎外 佐橋甚五郎 青空文庫
燈火は下等の蜜蝋で作られた一里一寸の松明の小さいのだからあたりどころか、燈火を中心として半径が二尺ほどへだたッたところには一切闇が行きわたッているが、しかし容貌は水際だッているだけに十分若い人と見える。
山田美妙 武蔵野 青空文庫
我々は、例えば、この蜜蝋をとろう。
MEDITATIONES 省察 青空文庫
要するに或る物体をできるだけ判明に認識し得るために要求せられ得ると思われる一切が、この蜜蝋に具わっている。
MEDITATIONES 省察 青空文庫
それでもなお同じ蜜蝋は存続しているのか。
MEDITATIONES 省察 青空文庫
作例 · 標準
手作りの蜜蝋キャンドルに火を灯すと、ほのかな甘い香りが漂った。
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蜜蝋を主成分としたワックスで、木製の家具を丁寧に磨き上げる。
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乾燥する季節には、蜜蝋を配合したリップクリームが欠かせない。
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