摂生法
せっせいほう
名詞
標準
hygiene
文例 · 用例
そして其の鳥の飼ひ方や、それから推し及ぼした人間の摂生法などを聞いてゐると、兄は立派な科学者だといふ気がした。
— 徳田秋聲 『籠の小鳥』 青空文庫
そのつもりにして居れと云て、先生の朋友、梶木町の内藤数馬と云う医者に執匙を託し、内藤の家から薬を貰て、先生は只毎日来て容体を診て病中の摂生法を指図するだけであった。
— 福翁自伝 『福翁自伝』 青空文庫
随分調子の宜しいその身体が、病後は十五貫目にまで減じて二、三年悩んだが、この田舎流の摂生法でチャンと旧の通りに復して、その後六十五歳の今日に至り今でも十七貫五百目より少なくはない。
— 福翁自伝 『福翁自伝』 青空文庫
扨私が考えるに右の田舎摂生が果して実効を奏したのか、又は病の回復期が自然に来た処で偶然にも摂生法を改めたのか、ソレは何とも判断が付かぬ。
— 福翁自伝 『福翁自伝』 青空文庫
これをたとえば、一国はなお一人の身体の如くにして、学者と政治家と相ともにこれを守り、政治家は病にあたりて治療に力を用い、学者は平生の摂生法を授くる者の如し。
— 福沢諭吉 『学問の独立』 青空文庫
ひっきょう、摂生法と治療法と相混じたるの罪というべきものなり。
— 福沢諭吉 『学問の独立』 青空文庫
一度腸胃を壊すと急に癒らんものと見えるね」中川「イヤ急性の腸胃加答留は摂生法次第で直きに癒るが流動物ばかり飲んでいてはいよいよ悪くなるね」大原驚き「何故、何故流動物が悪い」中川「何故といって流動物は胃のために極く悪い、不消化な固形物よりなお悪い。
— 春の巻 『食道楽』 青空文庫
幾と看護婦を相手に、日課は服薬運動の時間を違えず、体温を検し、定められたる摂生法を守るほかは、せめての心やりに歌|詠み秋草を活けなどして過ごせるなり。
— 徳冨蘆花 『不如帰 小説』 青空文庫
作例 · 標準
健康的な生活を送るためには、正しい摂生法を身につけることが重要です。
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この本には、食生活、睡眠、運動など、様々な摂生法が紹介されている。
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現代社会では、ストレス管理も摂生法の一つと考えられています。
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