御影石
みかげいし
名詞
標準
granite
文例 · 用例
また例のが始まったと、彼女は苦笑しながら、靴の踵の踏み加減を試すために、御影石の敷石の上に踵を立てて、こちこち表門の方へ、五六歩あゆみ寄った。
— 岡本かの子 『母子叙情』 青空文庫
あそびなかまの暮ごとに集いしは、筋むかいなる県社|乙剣の宮の境内なる御影石の鳥居のなかなり。
— 泉鏡花 『照葉狂言』 青空文庫
その隣に一軒格子戸を綺麗に拭き入れて、上がり口の叩きに、御影石を塗り込んだ上へ、折々夕方に通って見ると、打水のしてある家があった。
— 森鴎外 『雁』 青空文庫
そこには、これから架橋工事が始まるらしく四角に截った御影石が幾つもごろごろと置いてあった。
— 佐左木俊郎 『猟奇の街』 青空文庫
寒気は近ごろ非常に厳しいので、氷の上に降り積む雪が御影石のように固くなっている。
— 北極星号の船長 医学生ジョン・マリスターレーの奇異なる日記よりの抜萃 『世界怪談名作集』 青空文庫
清水川という村よりまたまた野辺地まで海岸なり、野辺地の本町といえるは、御影石にやあらん幅三尺ばかりなるを三四丁の間|敷き連ねたるは、いかなる心か知らねど立派なり。
— 幸田露伴 『突貫紀行』 青空文庫
古い御影石の墓の前に私は立つた。
— 田山録弥 『大阪で』 青空文庫
行ってみると、木も草もはえていない庭の赤土のまん中に、御影石でできていたそうである。
— 夏目漱石 『三四郎』 青空文庫
作例 · 標準
その立派な門柱には、最高級の御影石が使われている。
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墓石として御影石を選ぶ人が多いのは、その耐久性ゆえだ。
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庭に御影石の灯籠を置くと、和の雰囲気が一気に高まる。
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