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城楼

じょうろう
名詞
1
標準
watchtower of a castle
文例 · 用例
一日、城楼から下の街々を眺めていると、一ヶ所甚だ雑然とした陋穢な一劃が目に付いた。
中島敦 盈虚 青空文庫
役人に追立てられて慌て惑う状が、城楼の上からも一々見て取れる。
中島敦 盈虚 青空文庫
丸坊主にされて帰って来た妻を見ると、夫の己氏は直ぐに被衣を妻にかずかせ、まだ城楼の上に立っている衛侯の姿を睨んだ。
中島敦 盈虚 青空文庫
荘公は城門を悉く閉じ、自ら城楼に登って叛軍に呼び掛け、和議の条件を種々提示したが石圃は頑として応じない。
中島敦 盈虚 青空文庫
『宋高僧伝』一には天宝中西蕃、大石、康の三国の兵が西涼府を囲む、玄宗、不空三蔵をして祈らしむると、毘沙門の王子、兵を率いて府を援い、敵営中に金色の鼠ありて弓絃を皆断ったので大勝利となり、それより城楼|毎に天王像を置かしめたと記す。
鼠に関する民俗と信念 十二支考 青空文庫
城楼の焼け落つる音に交って、死んで行く切支丹宗徒の最後の祈祷や悲鳴が聞えた。
菊池寛 恩を返す話 青空文庫
秋雨の晴れたゆうべに宿舎の門を出ると、斜陽は城楼の壁に一抹の余紅をとどめ、水のごとき雲は喇嘛塔を掠めて流れてゆく。
岡本綺堂 綺堂むかし語り 青空文庫
その以来、かれは其の居を北の城楼へ移して、ふたたび殿中には立ち入らなかった。
池北偶談 中国怪奇小説集 青空文庫
作例 · 標準
城楼からは、周辺の景色を一望することができ、見張り台としての役割を果たしていました。
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その城の城楼は、敵の襲来をいち早く察知するために高く築かれていました。
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「うわー、この城楼、すごい高い!ここからだと、遠くまで見えるね。」
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