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六根清浄

ろっこんしょうじょう
名詞
1
標準
purification of the six roots of perception
文例 · 用例
(この時人々の立かかるを掻払う)六根清浄、澄むらく、浄むらく、清らかに、神に仕うる身なればこそ、この邪を手にも取るわ。
泉鏡花 多神教 青空文庫
やれ六根清浄、切腹をする日でない。
泉鏡花 貧民倶楽部 青空文庫
別な語でいえば心身清浄ということが六根清浄です。
高神覚昇 般若心経講義 青空文庫
そこで先生は、程の好い温顔に立ち反つて、お前も馬鹿ではなからうから、これ以上私としては何も云ふことはない、謹慎十四日、静思黙考して、冷浴の時はひたすら六根清浄を唱へ、審さに十四日間の起居感想を、少くとも一日の記録は罫紙五枚以上を記すべし(これは保護者の検分、捺印を要す。
牧野信一 貧しき日録 青空文庫
大荷を負うて、醤油樽、おゝ酒樽もあるよ大杉、神杉、六根清浄
昭和十四年 旅日記 青空文庫
朝早く河で泳いだ、いはゞ私の禊である、六根清浄、身心潔白、青天白日。
種田山頭火 其中日記 青空文庫
九月一日朝の汽車でいつしよに戻る、そして河へ飛びこんで泳いだ、かうでもしなければ、身心のおきどころがないのだ、午後また泳いだ、六根清浄六根清浄
種田山頭火 行乞記 青空文庫
元来が裸一貫の力ずくでやる勝負の見物に、屋根も天井もいったものかは、青空を頭に戴いて小屋も土俵も場所場所に新しくものしてこそ、六根清浄、先祖の宿禰にも背かぬというもの、こうなっては行く行く相撲は江戸ッ児の見るものでなくなるかも知れないと、そんじょそこらの勇み肌が中ッ腹でいるそうな。
柴田流星 残されたる江戸 青空文庫
作例 · 標準
山伏たちが「六根清浄」と唱えながら、険しい山道を登っていく。
幻辭AI · gemini-2.5-pro
滝に打たれる修行は、心身を清め、六根清浄を祈願するために行われる。
幻辭AI · gemini-2.5-pro
デジタルデトックスは、情報過多の現代における一種の六根清浄かもしれない。
幻辭AI · gemini-2.5-pro
ウィキペディア

六根清浄 とは、人間に具わった六根を清らかにすること。「六根浄」ともいう。根(indriya)を防護(saṃvara)すること。お経に説かれている六根は般若心経にもあるが、法華経の方がくわしい。六根清浄によるご利益について説いているのは法華経である。法華経は28の話で構成されている。その中の19番目の話の最初に登場する。修験道で唱えられている六根清浄は法華経に由来する。

出典: 六根清浄 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0