直き
なおき
名詞
標準
straight
文例 · 用例
それに猶、諸君も嫌ひではない冗舌は、此処に十分に按配されてをり、直き直きに抽象語を以てしなければ、かの「意味がない」と云つて嘯く、平盤な心情の人達のためには、十分哲学的学術的な言葉も此処には見出されるのである。
— 中原中也 『宮沢賢治全集』 青空文庫
直きペンを置く)女 ね、人物の名前を直したのね。
— 中原中也 『夢』 青空文庫
女 あゝ、あの河島さんは直きに、何処かへ行くんですつて。
— 中原中也 『夢』 青空文庫
……」 空腹だつたからか、直きに酔つてしまつた。
— 中原中也 『分らないもの』 青空文庫
彼女の思ひ出は悲しい書斎の取片附け彼女は直きに死なねばならぬ。
— 中原中也 『山羊の歌』 青空文庫
もう直き済むから済んでから話を聴こう。
— 山中貞雄 『森の石松』 青空文庫
今迄私達が土人街|印度家屋の油の濃い日本女(ここに住む日本髪の女が世界中で一等醜い女だということは貴方にも直きお分りになるでしょう)以外に恋の体力をあらわさなかったのに、たとえ英国種にしろアダは水際だった、いわば我々日本人にとって彼女は孟買のエンゼルなのです。
— 吉行エイスケ 『孟買挿話』 青空文庫
直きこの近所の田島屋といふ貸本屋が出入りのやうだ。
— お文の魂 『半七捕物帳』 青空文庫
作例 · 標準
直き心で物事に取り組む姿勢は、常に評価されるべきだ。
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彼の言葉はいつも直きで、裏表がない。
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困難な状況でも、直き道を選び目標に向かって進む。
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