何処何処
どこどこ
代名詞
標準
such-and-such a place
文例 · 用例
」 と思つて、思案してゐるところに、法学士からの手紙で、明日何処何処で会ひたい、用事は用事でそれは単に証書を書き直して呉れゝば済むのだからその点は憂へ給ふ勿れ、それよりも小生は今は健康を回復してゐるから共に酒盃を挙げ、夜を極めてゞも快談に耽らうではないか――と知らせて来た。
— 牧野信一 『途上日記』 青空文庫
たしかに何処何処のカフエーで落したから念の為に訊いて見て呉れといふので、私が行つて見ると田舎臭い白粉をごて/\と塗つた四五人の女が、ゲラ/\と笑つて、「まあ、落したんですつて……あんまり気前好く振り撒いたので気まりが悪いんでせう。
— 牧野信一 『老猾抄』 青空文庫
――或はそうかも知れません、然しあの人はこの前何処何処で見た人だ、と偲い出す事が出来ましょうか、……けれどこれが片田舎などで、人の尠いところでは一週間も滞在すれば見知りの顔が幾くつも出来ることを考えると、これは都会というものの持つ恐怖だということが出来ますね。
— 蘭郁二郎 『孤独』 青空文庫
而してこれに反対して何処何処までも幕府の政権を維持し、敢て仮借する所なからんと欲したるは、則ち彼の井伊直弼の如き、これが魁首にして、後日において小栗上野介の如きもまたその一なりと謂わざるを得ず。
— 徳富蘇峰 『吉田松陰』 青空文庫
いつまでたっても終りにならぬ、どこどこまでも悪因悪果、悪果によって新に悪因をつくる。
— 宮沢賢治 『二十六夜』 青空文庫
私どもの両親は失礼ながら貴方様を、どこどこまでも御信用申上げておりまする。
— ――博多名物非人探偵 『狂歌師赤猪口兵衛』 青空文庫
横手の外人別荘から、小さい金髪の男の子が、ワイヤー・ヘヤードを連れて、どこどこまでもかけて行った。
— 菊池寛 『貞操問答』 青空文庫
つまり、そんな風にどこどこまでも浅ましい世間の様子がわかって参りますうちに、私の心のうちに拡がっております虚無の流れがイヨイヨハッキリ鏡のように澄み渡って来るのでした。
— 夢野久作 『少女地獄』 青空文庫
作例 · 標準
彼の話では、どこそこの誰々が、どこどこで、これこれをしたらしい。
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「どこどこに行って、何を買ってきたの?」と子供に聞かれた。
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彼らはどこどこを旅行して、美味しいものをたくさん食べたそうだ。
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