カシミヤ
カシミヤ異読 カシミア
名詞
標準
cashmere
文例 · 用例
胸も腰もつくろわない少女じみたカシミヤの制服を着て、有合せの男下駄をカランカラン引きずって、客へ茶を運ぶ。
— 岡本かの子 『鮨』 青空文庫
白のカシミヤの手袋を用い、厳寒の候には、白い絹のショオルをぐるぐる頸に巻きつけました。
— 太宰治 『おしゃれ童子』 青空文庫
カシミヤの白手袋を、再び用いました。
— 太宰治 『おしゃれ童子』 青空文庫
カシミヤの白手袋が破れて、新しいのを買おうとしても、カシミヤのは、仲々無いので、しまいには、生地は、なんであっても白手袋でさえあればという意味で、軍手になりました。
— 太宰治 『おしゃれ童子』 青空文庫
此の五人の印度女の内で一段|際立って見えるカシミヤ代表の秘書の夫人は細くすんなりとした体に桃色絹のインド服を頭や腕や腰にはめた黄金造りのバンドで締めつけ、同じ色絹のべールを頭から背へかけて居た。
— 岡本かの子 『ガルスワーシーの家』 青空文庫
英国ではイエーツが一番好きで、其の次ぎにはシェリー、キーツが好きです」 カシミヤ夫人は景子が期待して居たように同じ東洋人を懐かしいとも言わない。
— 岡本かの子 『ガルスワーシーの家』 青空文庫
その室の閾をまたいだとき、私は自分と同じくらいの背の高さで、自分がそのとき着ていたもののように最新流行型に仕立てた白いカシミヤのモーニング・フロックを着た、一人の青年の姿に気がついた。
— WILLIAM WILSON 『ウィリアム・ウィルスン』 青空文庫
古代紫の紬地の着物に、カシミヤの袴を裾みじかにはいて、その袴は以前葉子が発明した例の尾錠どめになっていた。
— 有島武郎 『或る女』 青空文庫
作例 · 標準
「わあ、このコート、カシミヤ100パーセントなの? ちょっと触らせてもらってもいい?」
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
おばあちゃんから譲り受けたカシミヤのストールは、何十年経っても色褪せない上品さと温かさがある。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
「カシミヤのセーターは洗濯機で洗えないから、シーズンが終わるたびに丁寧に手洗いしているんだ」
幻辭AI · gemini-3-flash-preview