世を渡る
よをわたる
表現動詞-五段-ラ行
標準
to make one's way in the world
文例 · 用例
先づ人の世を渡るに必要なる道徳などと云ふものも、それは學問の上では色々な學者の異論がありますが、兎に角かう云ふ事は善い事、かう云ふ事は惡い事と云ふことを、つひ近頃まで極め過ぎてをつた。
— 森林太郎 『混沌』 青空文庫
余は幼きころより厳しき庭の訓えを受けし甲斐に、父をば早く喪いつれど、学問の荒み衰うることなく、旧藩の学館にありし日も、東京に出でて予備黌に通いしときも、大学法学部に入りし後も、太田豊太郎という名はいつも一級の首にしるされたりしに、一人子の我を力になして世を渡る母の心は慰みけらし。
— 森鴎外 『舞姫』 青空文庫
そなたの世を渡るさまをおもへば、男に生れたる甲斐なくぞおもはるゝ。
— IMPROVISATOREN 『即興詩人』 青空文庫
余は幼き比より嚴しき庭の訓を受けし甲斐に、父をば早く喪ひつれど、學問の荒み衰ふることなく、舊藩の學館にありし日も、東京に出でゝ豫備|黌に通ひしときも、大學法學部に入りし後も、太田豐太郎といふ名はいつも一級の首にしるされたりしに、一人子の我を力になして世を渡る母の心は慰みけらし。
— 森鴎外 『舞姫』 青空文庫
余は幼き比より嚴しき庭の訓を受けし甲斐に、父をば早く喪ひつれど、學問の荒み衰ふることなく、舊藩の學館にありし日も、東京に出でゝ豫備黌に通ひしときも、大學法學部に入りし後も、太田豐太郎といふ名はいつも一級の首にしるされたりしに、一人子の我を力になして世を渡る母の心は慰みけらし。
— 森鴎外 『舞姫』 青空文庫
人生に満足するの道二つあり、其一は何事にも頓着せずして世を渡ること是なり。
— 北村透谷 『実行的道徳』 青空文庫
其二は知識を以て人生を知覚したる上にて世を渡ること是なり。
— 北村透谷 『実行的道徳』 青空文庫
あなたはこの後も耕し、漁りの業をして、世を渡るようになさるがよろしい。
— 捜神後記(六朝) 『中国怪奇小説集』 青空文庫
作例 · 標準
若いうちに様々な経験を積み、世を渡る術を学んだ。
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彼は持ち前の器用さで、どんな状況でもうまく世を渡っていく。
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世を渡るには、柔軟な思考と行動力が必要だ。
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