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毒消し

どくけし
名詞
1
標準
antidote
文例 · 用例
ともすれば硬直したがる僕の神經に對しても、また、おそらくはおなじやうな諸君の神經に對しても、いささか毒消しの意義あれかし、と取りかかつた一齣であつたが、どうやら、これは甘すぎた。
太宰治 道化の華 青空文庫
大學の地下に匂ふ青い花、こそばゆい毒消しだ。
太宰治 逆行 青空文庫
大学の地下に匂う青い花、こそばゆい毒消しだ。
太宰治 逆行 青空文庫
「どうしたんだあ、腹痛えのか毒消しでも呑ませて見つか、俺らもはあ、梅だの李だの成熟ちやびや/\すんだよ、出て行んだから云つたつて聽かねえしなあ」内の女房はすや/\と眠つた膝の子の蚊を追ひながらいつた。
長塚節 青空文庫
草鞋を穿いて紺の大風呂敷に葛籠を背負つて皆一樣に菅の爪折笠を冠つて毒消しといふ藥を賣つて歩く。
長塚節 彌彦山 青空文庫
彼等の殆んどすべては謠が上手であるので要りもせぬ毒消しを買うて米山甚句を唄はしたと自慢するものがある位である。
長塚節 彌彦山 青空文庫
―― そのあとには、越後からやつて来た毒消し売りの少女たちが入ることになり、わざわざ送つて来た炊事道具やら商売道具を運び入れてゐた。
武田麟太郎 日本三文オペラ 青空文庫
彼れには今二つのどちかが必要だ、この過去の怨靈を嘔吐するか、またはこの痺れ藥以上の毒消し藥を飮むか……だがさうしてる内に冬がやつて來た、そして雪が降つた、どんどん降つた、眼もあけられない位降り込めた、一と月も二た月も……彼れは舊來の毒のきゝめで方々の節々が凍るやうな痛さを感じた。
福士幸次郎 展望 青空文庫
作例 · 標準
蛇に噛まれたら、すぐに解毒剤(毒消し)を投与することが重要だ。
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彼の謝罪は、怒り狂っていた私にとって、まさに毒消しとなった。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite
伝説の薬草は、どんな毒にも効く万能の毒消しだと伝えられている。
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