幻辞.com

偉物

えらぶつ異読 えらもの
名詞
1
標準
talented person
文例 · 用例
そこで一生四十歳五十歳になつても、箒の使ひやう一ツ知らずに過ごして仕舞ふのが誰しもの實際で、一室の掃除などは出來なくても、それならそれで、陳蕃のやうに天下の掃除をするほどの偉物ならば亦宜しいが、天下の事は偖置き、ヤツと腰辨位で終るのが、我々凡人の紋切形なのである。
幸田露伴 努力論 青空文庫
そこで一生四十才五十才になっても箒の使い方一ツ知らずに過ごして仕舞うのが誰しもの実際で、一室の掃除なぞは出来なくてもそれならそれで、陳蕃(中国、後漢の政治家)のように天下の掃除をするくらいの偉物ならばまた良いが、天下の事はさておき、ヤッと月給取りくらいで終るのが我々凡人の大概なのである。
幸田露伴 努力論(現代訳) 青空文庫
見れば、弁慶の顔を見ただけで卒倒いたしおったようじゃが、世が泰平になると、牛若どのにもにせ者が出るとみえるのう」 牛若をにせ者ときめてしまったあたりは、なかなかに家光公もしゃれ者ですが、しかし、ここが松平伊豆守の偉物たるゆえんだったのです。
笛の秘密 右門捕物帖 青空文庫
これなる床の軸にも見える通り、御先々代八郎次さまは至っての偉物でな、病気平癒の祈願を籠めてさしあげたは、かく言う沼田正守がまだ壮年の砌のことじゃ、それ以来当豊明権現を大変の御信仰で、あの一札にもある通り、貢納米から労役人夫、みな行き届いた御仕方じゃ。
日光に現れた退屈男 旗本退屈男 第八話 青空文庫
「ちえッ、ありがてえな、人間はまったく何によらず偉物になっておくもんさね。
血染めの手形 右門捕物帖 青空文庫
敵党の巨魁にしても、調所は、偉物偉物なのだから――) と、思って、後方からついて来て、斉彬の横へ座った。
直木三十五 南国太平記 青空文庫
だが、一言喋るのを聞いてからは、なかなかの偉物だということが、直ぐにおれの胸へ、ぴたりとやって来た。
邦枝完二 曲亭馬琴 青空文庫
もしも私が日蓮ほどの偉物であったなら、きっと私は、草木を本尊とする宗教を樹立してみせることができると思っている。
牧野富太郎 植物知識 青空文庫
作例 · 標準
あのベテランエンジニアの〇〇さんは、まさに偉物だ。どんな難題でも、すぐに解決策を見つけ出すんだから。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite
会議での〇〇さんの発言はいつも的確で、皆が注目している。やっぱり偉物は違うな。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite
彼女の作品は、若手とは思えない深みがある。若くしてあのレベルとは、将来大いなる偉物になるだろう。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite