所言
しょげん
名詞
標準
文例 · 用例
故に彼はヨブの返答中、その所言を打ち破らんと頻りに頭脳を働かせおりて、いよいよヨブ口を閉ずるや、猛然としてヨブの弱点を衝いて肉迫したのである。
— 内村鑑三 『ヨブ記講演』 青空文庫
それであるから人の一時の所思や所言や所爲を捉へて、其の人全體なるかの如くに論議し評隲するのは、本より其の當を得たことでは無い。
— 幸田露伴 『努力論』 青空文庫
であるから、人の一時の所思や所言や所為を捉えて、その人の全体であるかのように論議して批判するのはもとより当を得たことではない。
— 幸田露伴 『努力論(現代訳)』 青空文庫
広津氏は私の所言に対して容喙された。
— 有島武郎 『広津氏に答う』 青空文庫
容喙された以上は私の所言に対して関心を持たれたに相違ない。
— 有島武郎 『広津氏に答う』 青空文庫
こうなる以上は、私の所言を発表して、読者にお知らせしておくのが便利と考えられる。
— 有島武郎 『小作人への告別』 青空文庫
以拾遺(吉野拾遺)所言也。
— 森鴎外 『伊沢蘭軒』 青空文庫
成佐所言雖巧、慮不及二子。
— 喜田貞吉 『奥州における御館藤原氏』 青空文庫