性懲りもなく
しょうこりもなく
表現副詞
標準
not having learned one's lesson
文例 · 用例
――性懲りもなく太陽と光栄とを視守つてゐる。
— 中原中也 『ヂェラルド・ド・ネルヴァル』 青空文庫
小娘は性懲りもなく直ぐ話しかけます。
— 岡本かの子 『生々流転』 青空文庫
その中に性懲りもなく建てた化粧煉瓦のセメント建築や、昔の焼け残りの大建築が並んでいるといった塩梅で、この辺迄来ると青空も余程広々と輝いて、往来に近付いて見える。
— 夢野久作 『街頭から見た新東京の裏面』 青空文庫
十六人の女房8・29(夕) 結婚といふものは、不思議なもので、一度で霊魂まで黒焦にしてこり/\するのもあれば、性懲りもなく幾度か相手を更へて平気でゐるのもある。
— 大正七(一九一八)年 『茶話』 青空文庫
幾度か面会を謝絶られても性懲りもなくまたやつて来るので、徳富氏も流石に気の毒になつて会つてみる事にした。
— 大正七(一九一八)年 『茶話』 青空文庫
その翌朝、また水天宮前から電車に乘り、竹川町で下りて、性懲りもなくまた行つて見ると幸ひに加集はゐたが、義雄を見て不安さうな顏つきをした。
— 毒藥を飮む女 『泡鳴五部作』 青空文庫
それから私が得意そうに、二人の少女が小気味よげにそれを見ている木蔭へ戻って行こうとすると、又佐吉が性懲りもなく、背後から、「弘さんったら、女の子の加勢ばかりしていらあ。
— 堀辰雄 『幼年時代』 青空文庫
私たちの小説が、ギリシャの昔から性懲りもなく恋愛を堂々めぐりしているのも、個性が個性自身の解決をする以外に手がないからで、何か、万人に適した規則が有って恋愛を割りきることができるなら、小説などは書く要もなく、また、小説の存する意味もないのである。
— 坂口安吾 『恋愛論』 青空文庫
作例 · 標準
性懲りもなくまたあの怪しい投資話に乗ろうとしている彼を、全力で止めた。
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フラれたばかりなのに、彼は性懲りもなく別の女性をデートに誘っている。
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昨日飲みすぎて二日酔いになったのに、性懲りもなく今日も居酒屋へ向かう。
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