殖民地
しょくみんち
名詞
標準
文例 · 用例
帝国主義ブルジョアジーは、平時から、殖民地の××他民族の隷属、労働運動の抑圧政策をとる。
— 黒島伝治 『反戦文学論』 青空文庫
「其処で田園の中央に家がある、構造は極めて粗末だが一見米国風に出来ている、新英洲殖民地時代そのままという風に出来ている、屋根がこう急勾配になって物々しい煙突が横の方に一ツ。
— 国木田独歩 『牛肉と馬鈴薯』 青空文庫
だがそれを褒める倫敦人に彼等の意味を殖民地博覧会の門冠彫刻以上に汲取らし得るかは疑問だ。
— 岡本かの子 『英国メーデーの記』 青空文庫
有色人種特有の嘆きと浮れと決意のメロデーが運動筋を不思議に飜弄する(殖民地のお化)の曲の波に乗つてダーポーシュ帽の赤い房が揺れる。
— 岡本かの子 『英国メーデーの記』 青空文庫
Long live Sakulatvala ! 見物群のなかから殖民地訛の多い声がかう叫びかける。
— 岡本かの子 『英国メーデーの記』 青空文庫
行進が殖民地官省のある町を通つた時この枝隊は特に意味を持つた。
— 岡本かの子 『英国メーデーの記』 青空文庫
フランス人のブローカーが彼の居間に自由に出入して殖民地の一獲千金的紙上利益をタイプライターが創造しているだけの計画書を示し、彼に荘重な約束手形の署名をさせるようになった。
— 岡本かの子 『バットクラス』 青空文庫
半殖民地として生れた札幌の町には長い歴史がない。
— 島木健作 『忘れえぬ風景』 青空文庫