幻辞.com

念仏堂

ねんぶつどう
名詞
1
標準
文例 · 用例
開基は了誉上人、始祖家康の生母がここに葬られているために、寺領六百石を領して、開山堂、弁財天祠、外久蔵主稲荷、常念仏堂、経堂、無縁塚坊舎が三カ寺、所北寮が百軒、浄土宗関東十八|檀林中の随一を誇るだけあって、広大壮麗言うばかりない大伽藍です。
千代田城へ乗り込んだ退屈男 旗本退屈男 第十一話 青空文庫
「わるい悪戯をしやあがる」 日がくれてから七兵衛は葺屋町の家を出て、浅草の念仏堂の十夜講に行った。
槍突き 半七捕物帳 青空文庫
それが只今、観音堂の背後の念仏堂に確か飾ってあると思います。
浅草の大火のはなし 幕末維新懐古談 青空文庫
本堂を経て三社権現をめぐり、知らず識らず念仏堂の方へ歩みをうつすと、松井源水が黒山のように人を集めて居合を抜いている。
無明の巻 大菩薩峠 青空文庫
これは念仏堂の懸人にございまする」「ははあ、では何か。
世の辻の帖 私本太平記 青空文庫
四万六千日の日で、境内は参詣の人たちでいっぱいだったが、念仏堂の脇の人混みの中で、二人は真正面から出会い、お互いを認めて立竦んだ。
むじな長屋 赤ひげ診療譚 青空文庫