引き被る
ひきかぶる
動詞
標準
文例 · 用例
「だって叔父さんが一人で引き被るわけのものでもあるまいがね。
— 徳田秋声 『足迹』 青空文庫
戦へば勝つ人も眠る間無し、小床無し、せめて今、銃叉むとひきかぶるものも無し。
— 北原白秋 『新頌』 青空文庫
戰へば勝つ人も眠る間無し、小床無し、せめて今、銃叉むとひきかぶるものも無し。
— 北原白秋 『新頌』 青空文庫
蒲団をひきかぶるようにして、外は、霜柱が鋭いことであろうと思った。
— 長谷川時雨 『遠藤(岩野)清子』 青空文庫
より安らかに眠ろうと、夜具でもひきかぶるかのように。
— ESSAIS DE MONTAIGNE 『モンテーニュ随想録』 青空文庫
たとえば、画中の人物が蒲団を引っかぶる。
— 寺田寅彦 『耳と目』 青空文庫
」 そんなら泊れと、私はソファの一つに寝て毛布を引っかぶる。
— 北原白秋 『フレップ・トリップ』 青空文庫
」「以夷制夷でございますよ」「ふふん天草とかみ合わせるんだね」「こいつ成功疑いない」「それじゃあ腕を振るおうか」「どうぞね、一つ、すごいところを」「ではそろそろ出かけよう」「まず天蓋、おかぶりなせえまし」「あいよ」 といって引っかぶる。
— 国枝史郎 『剣侠受難』 青空文庫