掻い掘り
かいぼり
名詞動詞-サ変動詞-他動詞
標準
draining a pond, lake or ditch (esp. to remove fish, purify water, etc.)
文例 · 用例
小さいときから村の子供の中に混って遊ぶのが好きで啓司のいつもの話に彼が高等小学へ通う時分、小川の掻い掘りをしている泥だらけの子供を見て、中に似たような子供がいると思って気をつけてみるとそれは大概常司だったそうです。
— 岡本かの子 『生々流転』 青空文庫
秋には、堰の落ちた堀川の淵で、釣やかいぼりをした。
— 豊島与志雄 『故郷』 青空文庫
恒吉は、幼いころ田舎でかいぼりをやったことなどを、思い出しました。
— ――近代説話―― 『崖下の池』 青空文庫
池のかいぼりをするなら、信生を呼んでやるのでした。
— ――近代説話―― 『崖下の池』 青空文庫
単なるかいぼりではなく、探査が目的だったのです。
— ――近代説話―― 『崖下の池』 青空文庫
「……釣鈎も網もないとすると、簗をつくってかいぼりするよりほかないようね」 水はせいぜい膝がしらぐらいの深さしかないが、五|間ほどの幅で、岩にせかれながら相当早い瀬をつくって流れている。
— 女の手 『キャラコさん』 青空文庫
この大きな川をかいぼりするのかしら……」 しかし、それより方法がないとなると、やっつけるよりしようがない。
— 女の手 『キャラコさん』 青空文庫
スカートの裾をたくしあげると、すぐさまかいぼりの実地検分にとりかかった。
— 女の手 『キャラコさん』 青空文庫
標準
cleaning a well
ウィキペディア
掻い掘り(かいぼり)は、池や沼の水をくみ出して泥をさらい、魚などの生物を獲り、天日に干すことである。換え掘り(かえぼり)、換え乾し(かえぼし)、池干し、泥流しなどのよび方もある。井戸の水をくみ出してたまった土砂を取り除く井戸浚え(いどさらえ)を指すこともある。
出典: 掻い掘り — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0