小金
こがね
名詞
標準
small sum of money
文例 · 用例
花袋は、明治二十七年四月六日、太田玉茗(花袋夫人の兄)とともに、武州小金井の桜花を見て、急に幕末の儒者林梁の昔は言わず、田山花袋を以て多摩川開発の恩人とせずばなるまい。
— ――田山花袋氏―― 『紀行文家の群れ』 青空文庫
それに彼は、いくらか小金を溜めて、一割五分の利子で村の誰れ彼れに貸付けたりしていた。
— 黒島伝治 『豚群』 青空文庫
このごろは堤に桜を植え付けて、行灯をかけたり、雪洞をつけたりして、新小金井などという一つの名所になってしまいました。
— むらさき鯉 『半七捕物帳』 青空文庫
小金を溜めていたでしょうよ」「情夫でもあった様子はねえか」「この頃は慾一方のようでしたね」「そうか。
— お化け師匠 『半七捕物帳』 青空文庫
小金をためこんでいる者も、すっからかんのその日暮しの連中も、同様に暗示にかかって、そのことにかゝずらった。
— 黒島傳治 『武装せる市街』 青空文庫
岩井は、今こそ、いくらか小金をためて虫をも殺さぬ顔をしている。
— 黒島傳治 『武装せる市街』 青空文庫
小金をために来てやがるんだ!
— 黒島傳治 『武装せる市街』 青空文庫
この在の小金持であろう。
— 太宰治 『美少女』 青空文庫
作例 · 標準
長年の節約生活で小金が貯まったので、思い切って温泉旅行に行くことにした。
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彼は投資で小金を稼いでは、それを元手にさらに大きな勝負に出ている。
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アルバイト代をコツコツと貯金箱に入れて、小金を持ち歩く楽しみを覚えた。
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