反り身
そりみ
名詞
標準
strutting
文例 · 用例
巡査は得意らしく反り身になった。
— 夢野久作 『いなか、の、じけん』 青空文庫
赤い毒々しい色の日傘の中に一パイになるくらい大きなハイカラ髪に結って、派手な浴衣に紫色の博多帯をグルグルと捲き附けたまま、反り身になって村中を歩いて行った。
— 夢野久作 『いなか、の、じけん』 青空文庫
あの反り身になった澄まし加減がイカニモ人形らしかった……と思う中に又一台あとから自動車が来た。
— 夢野久作 『怪夢』 青空文庫
赭ら顔の堂々と肥った、富豪の典型のような……それが両手をチャンと膝に置いて、心持ち反り身になったまま、運転手と一緒に、一直線の真正面をニコニコと凝視しながら、私の前をスーッと通り過ぎた。
— 夢野久作 『怪夢』 青空文庫
もしかしたら私の直覚が、今度に限って間違っているのではなかろうか……なぞと一人で面喰っているうちに叔父は帽子を脱いで汗を拭き拭き、反り身になって二人を紹介した。
— 夢野久作 『鉄鎚』 青空文庫
あいつこそ、わからずやの馬鹿野郎だが、あれでまた、これから、うちの雑誌には書かねえなんて反り身になって言い出しやがったら、かなわねえ。
— 太宰治 『女類』 青空文庫
癖で興奮して、出世しようしようと反り身になって歩き、下腹に力をいれると、いつもより差し込み方がひどかった。
— 織田作之助 『放浪』 青空文庫
氏の居住地薬院附近では、これが名物だったので、道で遊んでいる子供等までも氏が来ると、「斎田さん斎田さん」 と云って両手を鰭のように動かしながら反り身になって氏の背後から跟いて行って、氏が振返ると逃げて来た。
— 夢野久作 『梅津只圓翁伝』 青空文庫
作例 · 標準
勝利を確信した彼は、反り身でステージに現れた。
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彼女は自信たっぷりに反り身で歩き、周囲の注目を集めた。
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相撲で、力士が土俵入りする際に反り身を見せる。
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