冴え冴え
さえざえ
副詞-と副詞動詞-サ変
標準
clearly
文例 · 用例
そんな工合いの冴え冴えした解決だ。
— 太宰治 『ダス・ゲマイネ』 青空文庫
空に、冴え冴えとした月と雲とが見えた。
— 中原中也 『我が生活』 青空文庫
冴え冴えと鋭い紫がかった色調が、凸半球の大気に流動している。
— 小島烏水 『雪中富士登山記』 青空文庫
けふの霜夜の空に冴え冴え、松の梢を光らして、かなしむものの一念に、懺悔の姿をあらはしぬ。
— 萩原朔太郎 『月に吠える』 青空文庫
が、冷澄な空気の底に冴え冴えとした一塊の彩りは、何故かいつもじっと凝視めずにはいられなかった。
— 梶井基次郎 『冬の日』 青空文庫
「至極賛成ですなア、主義でないと言うことは至極賛成ですなア、世の中の主義って言う奴ほど愚なものはない」と岡本はその冴え冴えした眼光を座上に放った。
— 国木田独歩 『牛肉と馬鈴薯』 青空文庫
その時農学校の時計台から五時をうつ鐘の声が小さくではあるが冴え冴えと聞こえてきた。
— 有島武郎 『星座』 青空文庫
その騒音をくぐりぬけて鐘の音が五つ冴え冴えと園の耳もとに伝わってきた。
— 有島武郎 『星座』 青空文庫
作例 · 標準
彼女の頭脳は、常に冴え冴えとして、どんな複雑な問題にも対応できる。
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窓の外の景色が、冴え冴えとした空気の中でくっきりと見えた。
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彼は、冴え冴えとした頭で、一晩中計画を練っていた。
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