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整え

ととのえ
名詞頻度ランク #6690 · 青空 0
1
標準
preparation
文例 · 用例
なお登ると、二合二勺の室には水まで汲み込んだ樽が置いてあり、竈の側には、薪が三把ほど転がっている、防寒具を整えて来なかったが、これで焚火に事欠かないと解って、仮令天候が悪くっても、泊る宿があるという気強さが、頓に胸に溢れて来る。
小島烏水 雪中富士登山記 青空文庫
能く家を整えて、一家をして、より多くの和楽幸福を得しむると云うことは、人間の事業中に在って、最も至聖なるものである。
伊藤左千夫 家庭小言 青空文庫
己一身の所信覚悟も定まって居らず、如何にして家族を指導し、一家を整え得べき。
伊藤左千夫 家庭小言 青空文庫
今の家庭を云々するものも、どうか厄介宗教家や、汚醜詩人のそれの如くならで、まず何より先に、自己の家庭を整えて貰いたい。
伊藤左千夫 家庭小言 青空文庫
S=道場内 用意万端整えて白倉、悠然と進み出る。
山中貞雄 武蔵旅日記 青空文庫
ロオズ夫人にお別れした妾は、当分モスコーで暮すために旅装を整えて二つの彫像を二個のトランクに入れて、巴里停車場に車を走らせました。
吉行エイスケ バルザックの寝巻姿 青空文庫
兵士達は、始終過激派を追っかけ、家宅捜索をしたり、武器を押収したり、夜半に叩き起され、やにわに武装を整えて応援に出かけたりしなければならなかった。
黒島傳治 氷河 青空文庫
武装を整えた中隊が乗りこんだ大きい列車は、ゆる/\左右に眼をくばりつゝ進んで行った。
黒島傳治 氷河 青空文庫