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ばらり

ばらり異読 バラリ
副詞-と副詞
1
標準
scattered
文例 · 用例
さうして時々、默つてお勝手から餌を一握り持つて來て、ばらりと縁側に撒いてやる。
太宰治 お伽草紙 青空文庫
男もので手さえ通せばそこから着て行かれるまでにして、正札が品により、二分から三両|内外まで、膝の周囲にばらりと捌いて、主人はと見れば、上下縞に折目あり。
泉鏡花 露肆 青空文庫
何心なく、眩がつて、すツとぼ/\、御覽の通り高足駄で歩行いて來ると、ばらり/\、カチリてツちや砂利を投げてるのが、離れた所からも分りましたよ。
泉鏡太郎 艶書 青空文庫
」車夫は輪軸を検せんとて梶棒を下すを暗号に、おでん燗酒、茄小豆、大福餅の屋台|店に、先刻より埋伏して待懸けたる、車夫、日雇取、立ン坊、七八人、礫のごとくばらりと出で、腕車の周囲を押取巻く。
泉鏡花 貧民倶楽部 青空文庫
」と、ばらりと落すと、下褄の端にちらめいて、瞼に颯と色を染めた、二十三四が艶なる哉。
泉鏡花 浮舟 青空文庫
力士|真先に、一同ばらりと立懸る。
泉鏡花 夜叉ヶ池 青空文庫
」 と、甘谷という横肥り、でぶでぶと脊の低い、ばらりと髪を長くした、太鼓腹に角帯を巻いて、前掛の真田をちょきんと結んだ、これも医学の落第生。
泉鏡花 売色鴨南蛮 青空文庫
お雪さんが、抱いたり、擦ったり、半狂乱でいる処へ、右の、ばらりざんと敗北した落武者が這込んで来た始末で……その悲惨さといったらありません。
泉鏡花 木の子説法 青空文庫
作例 · 標準
ページをめくるたびに、乾いた落ち葉がばらりと音を立てて床に落ちた。
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風に揺れる桜の花びらが、ばらりと舞い落ちる光景は美しい。
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彼の言葉に、長年張り詰めていた心の糸がばらりと解けた気がした。
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2
標準
snapping (of a thread, string, etc.)
作例 · 標準
集中して作業していると、突然ミシンの糸がばらりと切れてしまった。
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釣り糸がばらりと切れて、大物が逃げてしまい悔しい思いをした。
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古い本を手に取ると、綴じられていた糸がばらりとほどけた。
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