垢膩
こうじ異読 くに
名詞頻度ランク #29124 · 青空 0 例
標準
dirt and grease
文例 · 用例
土ぼこり、垢膩はそそけて螺形にすぢりぬ、舞ひぬ。
— 薄田泣菫 『泣菫詩抄』 青空文庫
領や肘はいつも垢膩に汚れている。
— 森鴎外 『魚玄機』 青空文庫
入違つて這入つて来たのは、小倉の袴を胸高に穿締めまして、黒木綿紋付の長手の羽織を着し、垢膩染たる鳥打帽子を被り、巻烟草を咬へて居ながら、書生「ヤー御免なさい。
— 三遊亭円朝 『世辞屋』 青空文庫
わがおもひわがおもひ――垢膩か、かたゐか、土の灰、十日ひでりのほこり路、いやしき民の蒸しぐるし衢日中を、喉渇き、くろぶしやけてよろめけるさまにも似たり。
— 蒲原有明 『春鳥集』 青空文庫
若き世の歌はここに始めて蘭湯の浴より出でゝ舊き垢膩の汚を洗ひ棄てたのである。
— 蒲原有明 『新しき聲』 青空文庫
「そんじゃ、こっちも、みんなで、ほかの重役のとこへ膝詰談判に行こうじゃないか。
— 黒島傳治 『浮動する地価』 青空文庫
この弊がこうじるとかえって科学の本然の進展を阻害しはしないか。
— 寺田寅彦 『数学と語学』 青空文庫
どうです、すこし林のなかをあるこうじゃありませんか。
— 宮沢賢治 『かしわばやしの夜』 青空文庫
作例 · 標準
長年の掃除を怠ったため、浴槽には垢膩がこびりついていた。
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垢膩を取り除くのに、強力な洗剤が必要だった。
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「わぁ、この鍋の垢膩、すごいことになってる!」
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