より糸
よりいと
名詞
標準
twisting (thread, etc.)
文例 · 用例
「わたしはあなたが、いっぽんのより糸で、世界中の風をつなぐことがおできになると、きいております。
— SNEDRONNINGEN 『雪の女王』 青空文庫
娘姿で 駒鳥は糸|紡き車で糸紡いたシヤラシヤラ ビンビン糸紡いた糸は何糸 愛の糸愛の糸より糸はないシヤラシヤラ ビンビン糸はない森の少女も 駒鳥の糸紡き車で糸紡いたシヤラシヤラ ビンビン糸紡いた歌を唄ひば 愛の歌愛の歌より歌はないシヤラシヤラ ビンビン歌はない 村祭の日が近づいてまゐりました。
— 野口雨情 『女王』 青空文庫
そんなつまらぬ俳句の作りやうを知らうより糸瓜の作り方でも研究したがましなるべし。
— 正岡子規 『墨汁一滴』 青空文庫
」「本当に桑がへぼくちゃ駄目だなむ、貫数より何より糸分がないで……わしら方あたりぢゃ生産へだしてもいつでも糸量で引かれちまって!
— 金田千鶴 『夏蚕時』 青空文庫
「女連はとにかく僕の方が疲れた」「君より糸公の方が丈夫だぜ。
— 夏目漱石 『虞美人草』 青空文庫
○樫の芽(濃いぬれた去年の葉の上に柔かい茶色のより糸の房のような新芽) ◎濃淡の緑の矢はず模様のような落葉松四月二十六日(月曜) 新しい女中来。
— 一九三七年(昭和十二年) 『日記』 青空文庫
復讎、復讎、ああいかにして復讎すべき、いかにしてうらみ重なる片岡川島両家をみじんに吹き飛ばすべき地雷火坑を発見し、なるべくおのれは危険なき距離より糸をひきて、憎しと思う輩の心|傷れ腸裂け骨|摧け脳|塗れ生きながら死ぬ光景をながめつつ、快く一杯を過ごさんか。
— 徳冨蘆花 『不如帰 小説』 青空文庫
手くびからはずれないで細いより糸はぷつんと切れた。
— 久坂葉子 『灰色の記憶』 青空文庫
作例 · 標準
この飾りには美しいより糸が使われている。
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より糸で手作りのブレスレットを作った。
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古くなったより糸は交換が必要だ。
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