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貪り吸う

むさぼりすう
動詞
1
標準
文例 · 用例
これは私が無我夢中の中に註文したものらしいが、果してその通りかどうかを考える前に……私は何もかもなく冷たくなったスープ皿を引き寄せて音を立てて貪り吸うた。
夢野久作 暗黒公使 青空文庫
渇いた喉に蜜柑を二個貪り吸うと、皆の世間話をそのまま放っておいて、寝室の方へはいっていった。
豊島与志雄 人の国 青空文庫
汚く湿った土壌は、遊糸のような日光を貪り吸うていた。
富ノ沢麟太郎 あめんちあ 青空文庫
おしゃぶりも、ピーピーも、風車も、でんでん太鼓もケシ飛んで、ミルクであり、摺粉であるべき徳利はくわえ出されて、その余瀝が餓えたる犬の貪り吸うところとなりました。
恐山の巻 大菩薩峠 青空文庫
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