し吹く
しぶく
動詞-五段-カ行動詞-自動詞
標準
to splash
文例 · 用例
しかし木枯らし吹く夕暮れなどに遠くから風に送られて来るラッパの声は妙に哀愁をおびて聞こえるものである。
— 寺田寅彦 『藤棚の陰から』 青空文庫
小屋の外はあらし吹く。
— 倉田百三 『俊寛』 青空文庫
しかし吹くとなおたまらなくなってしまう。
— 水野葉舟 『北国の人』 青空文庫
長く、かすけく、また遠く今はたつゞく一ひゞき呼ぶか閻浮の魂の聲かの永劫の深みより、「われも浮世のあらし吹く波間にうきし一葉舟入江の春は遠くして舟路半ばに沈みぬ」と。
— 土井晩翠 『天地有情』 青空文庫
誰が家の子ぞ折からにつゞく倉庫の向河岸古き映画の忘られし歌の一ふし繰返しくりかへし吹くハーモニカ。
— 永井壮吉 『偏奇館吟草』 青空文庫
曲では無く、たんじゅんな二小節を、ただ息の続く限り、くり返しくり返し吹くだけ。
— ――Sの霊に捧げる―― 『冒した者』 青空文庫
もう少し吹く程だといいのにと思っています。
— 島秋人 『遺愛集』 青空文庫
馬の尻をしぶく鞭の音が凍る嵐にもつれて響いてきた。
— 黒島傳治 『氷河』 青空文庫
作例 · 標準
雨の日に水たまりの上を車が通り、泥水がし吹いた。
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子供たちが水遊びをして、水がしぶく音があたりに響いた。
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激しく打ち寄せる波が、岩にしぶいて白い泡となった。
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