両義
りょうぎ
名詞名詞-の形容詞
標準
double meaning
文例 · 用例
このしまいの文句は欧州語に難訳で、祈祷を始めようと金を入れた嚢を開こうとの両義を兼ね表わしいると。
— 犬に関する伝説 『十二支考』 青空文庫
ただこの両義の国防観念の対立相剋は、現内閣によって封じられて了っているので、国内対立の相剋緩和こそが今日のモラールであるというわけだから、この対立問題も消えてなくなって了ったように見えるのだ。
— 戸坂潤 『挙国一致体制と国民生活』 青空文庫
アリストテレスは矛盾律の定式において、それ自身としてそれ自身において限定され、両義性を排する、物における不可分の点に達しようとしたのであって、物におけるかような不可分の点とは物におけるイデア的なもの、形相にほかならぬ。
— 三木清 『哲学入門』 青空文庫
「やさし」は、痩の形容詞でなく、客神に対して、心和いだ様をいひ、又自ら来臨を迎へ恥づる両義がある。
— 「餓鬼阿弥蘇生譚」終篇 『小栗判官論の計画』 青空文庫
しかし私は答える、この場合、観念なる語に両義性が伏在すると。
— MEDITATIONES 『省察』 青空文庫
霊魂といふ語は両義的であって、しばしば物体的なものに適用されるからである。
— MEDITATIONES 『省察』 青空文庫
作例 · 標準
彼の言葉は両義に取れる表現で、真意がどこにあるのか測りかねる。
幻辭AI · gemini-2.5-pro
その詩の一節は、希望とも絶望とも解釈できる両義性を持っている。
幻辭AI · gemini-2.5-pro
外交交渉の場では、意図的に両義的な言葉が使われることがある。
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