川鼠
かわねずみ異読 カワネズミ
名詞
標準
Japanese water shrew (Chimarrogale platycephala)
文例 · 用例
それ故に灰色は江戸時代から深川鼠、銀鼠、藍鼠、漆鼠、紅掛鼠など種々のニュアンスにおいて「いき」な色として貴ばれた。
— 九鬼周造 『「いき」の構造』 青空文庫
私は坪内先生の手紙を見ると同時に小石川鼠坂上の和軒氏方を訪ねた。
— 野口雨情 『札幌時代の石川啄木』 青空文庫
珈琲一杯11・30(夕) 寒川鼠骨氏が、先日東京駅へ友達を見送りに往つた。
— 大正六(一九一七)年 『茶話』 青空文庫
また子規氏は写生文と言うものをも始めたが、この方面では坂本|四方太氏、寒川鼠骨氏などが最も子規氏に見出されていた。
— 内藤鳴雪 『鳴雪自叙伝』 青空文庫
爾来瀾水氏は久しく俳句をやめていたかと思うが、最近郷地の高知で「海月」という雑誌を発行する事になって、もともと正直を知っている寒川鼠骨氏も何か寄与する所があり、また私も輪番の俳句選者を担当する事になっている。
— 内藤鳴雪 『鳴雪自叙伝』 青空文庫
裾模様が付いて居ります、紅かけ花色、深川鼠、路考茶などが流行りまして、金緞子の帯を締め、若い芸者は縞繻子の間に緋鹿の子をたゝみ、畳み帯、挟み帯などと申して華やかなこしらえ、大勢並んで、次の間にお客様のおいでを待って居ります。
— 三遊亭圓朝 『菊模様皿山奇談』 青空文庫
作例 · 標準
夜行性の川鼠が、渓流の岩陰から顔を覗かせ、獲物を探していた。
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清らかな水辺には、時折、素早い川鼠の姿が見られる。
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子供の頃、祖父の家の裏の小川で川鼠が魚を捕らえるのをよく見たものだ。
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