鈔本
しょうほん
名詞
標準
文例 · 用例
又古鈔零本玉篇一本辺格上短下長、(延喜式図書令の度なり)その裏を装修せしも古鈔本の仏経なり。
— 森鴎外 『伊沢蘭軒』 青空文庫
又医書一巻元亀の古鈔本にて末云「耆婆宮内大輔施薬大医正五位上国撰」とあり。
— 森鴎外 『伊沢蘭軒』 青空文庫
蘭軒が京都銭屋総四郎の許で閲した古書の中に、治安中の鈔本玉篇がある。
— 森鴎外 『伊沢蘭軒』 青空文庫
つて変改してあるのに慊ぬため、当時の学者は古鈔本を捜すことになつてゐたからである。
— 森鴎外 『伊沢蘭軒』 青空文庫
年代順に列記すれば、建保七年、弘安二年、正安四年(乾元元年)、元亨元年、元徳二年、文明五年、慶長五年の諸鈔本である。
— 森鴎外 『伊沢蘭軒』 青空文庫
公旧蔵弘安鈔本古文孝経孔伝。
— 森鴎外 『伊沢蘭軒』 青空文庫
」 蘭軒|手沢の書には古いものが頗多かつたが、大抵鈔本であつた。
— 森鴎外 『伊沢蘭軒』 青空文庫
太平聖恵方の完本は、躋寿館に永正中の鈔本の覆写本があつた。
— 森鴎外 『伊沢蘭軒』 青空文庫