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振り放す

ふりはなす
動詞-五段-サ行動詞-他動詞
1
標準
to break free of
文例 · 用例
末造は気に食わぬ事をも笑談のようにして荒立てずに済ます流義なのに、むしゃぶり附くのを振り放す、女房が倒れると云う不体裁を女中に見られた事もある。
森鴎外 青空文庫
それでも彼はどうかして逃げやうと思つてもがいたが、振り放すことは出来なかつた。
田中貢太郎 蟇の血 青空文庫
(何をする、何をする、放せ、邪魔をするな、彼奴は俺の命を取りに来てる奴だぞ、馬鹿、俺の命を取られてかまはないのか、) 養父は振り放さうともがいたが、病気で体が衰へてゐるので、一生懸命に押へつける乳母の手を振り放すことが出来なかつた。
田中貢太郎 黒い蝶 青空文庫
それを突き飛ばすやうに振り放すと、むつくり彼女は立ちあがつた。
北原白秋 神童の死 青空文庫
人込みの中で騒ぎたてては面目ないという理窟をその時私は胸の中で考えていたのだが、実は振り放すには余りに惜しいような気もしていたのだ。
――獄中手記―― 何が私をこうさせたか 青空文庫
手を押えられたのならば振り放す事が出来る。
夢野久作 暗黒公使 青空文庫
」 甚内はわたしを振り放すと、もう一度そこへ蹴倒しました。
芥川龍之介 報恩記 青空文庫
(まりを持たせようとする)お須磨 (振り放す)いやだよ。
倉田百三 出家とその弟子 青空文庫
作例 · 標準
彼女は彼の束縛から逃れるため、掴まれた腕を力いっぱい振り放した
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追っ手を振り放すために、彼は路地裏の暗闇へと姿を消した。
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彼は過去の辛い思い出を振り放すように、新しい仕事に没頭した。
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振り放す(ふりはなす) — 幻辞.com