幻辞.com

文箱

ふばこ異読 ふみばこ
名詞
1
標準
box for letters and papers
文例 · 用例
中の一人が驚いて床の間の文箱を抱えて走り去る。
山中貞雄 なりひら小僧 青空文庫
○=門前 文箱持って走り出た侍。
山中貞雄 なりひら小僧 青空文庫
○=附近 お小夜と半次がその侍の前方に立ちふさがり、遂に四人でその侍を叩き伏せ文箱を奪う。
山中貞雄 なりひら小僧 青空文庫
一本の蘆を杖つき、片手に緋総結びたる、美しき文箱を捧げて、ふらふらと出で来る。
泉鏡花 夜叉ヶ池 青空文庫
鯰入 ここまで辿って、いざ、お池へ参ると思えば、急にこの文箱が、身にこたえて、ずんと重うなった。
泉鏡花 夜叉ヶ池 青空文庫
お心入れの御状なれば、池に近し、御双方お気が通って、自然と文箱に籠りましたか。
泉鏡花 夜叉ヶ池 青空文庫
……鯰入 いやいや、急に文箱の重いにつけて、ふと思い出いた私が身の罪科がござる。
泉鏡花 夜叉ヶ池 青空文庫
鯰入 (わななきながら、文箱を押頂き、紐を解く。
泉鏡花 夜叉ヶ池 青空文庫
作例 · 標準
祖母の遺品を整理していたら、美しい蒔絵の施された文箱の中から、祖父が戦地から送った手紙がたくさん出てきた。
Illusions AI · gemini-2.5-pro
書斎の机の上には、彼が日々の手紙やはがきを整理しておくための小さな文箱が置かれている。
Illusions AI · gemini-2.5-pro
骨董市で、江戸時代のものと思われる古い桐の文箱を手に入れた。
Illusions AI · gemini-2.5-pro
2
標準
box used to carry or deliver letters
作例 · 標準
時代劇の中で、密書を収めた文箱を携えた使者が、敵の追手をかわしながら夜道を急ぐシーンがあった。
Illusions AI · gemini-2.5-pro
将軍からの書状を納めた文箱は、恭しく使者の手によって大名へと渡された。
Illusions AI · gemini-2.5-pro
博物館には、かつて飛脚が書状を運ぶために使っていた漆塗りの文箱が展示されている。
Illusions AI · gemini-2.5-pro
ウィキペディア

文箱(ふばこ)とは、書状などを入れておく手箱。また、書状を入れて先方に届ける細長い箱である。書物を入れ、背負って運ぶ箱。きゅう。

出典: 文箱 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0