字消し
じけし
名詞
標準
eraser
文例 · 用例
ところどころに二、三字消したり直したりしたところがある程度で、まるで一度清書をされたのかと思うくらいのことが多かった。
— 中谷宇吉郎 『寺田寅彦の追想』 青空文庫
その上に二三字消した跡があるので自分はそれを見てゐると彼は題が気に入らぬかと云つた。
— 佐藤春夫 『芥川龍之介を憶ふ』 青空文庫
他人のものも、自分のものも、所有ということを知らず、いやならばとらず、好きならばとってよいと、弁えなく考えていたと見え、ばかに大胆で、げじけしをおさえて見ていたが、急に口へもってゆこうとして厳しく叱られたりしたというが、その時も、お其の店の赤いものに目がついて、しゃがんで二つ三つとった。
— 町の構成 『旧聞日本橋』 青空文庫
さっきのページのものと、おなじけしきなんですが、きみたちによく見てもらいたいから、もういちどかきます。
— LE PETIT PRINCE 『あのときの王子くん』 青空文庫
」 その壁には、もともと、土でできた道化師のお面がかけてあったのですが、悪者は、じぶんの顔に、そのお面とおなじけしょうをして、ときどき壁のあなからお面をひっこめ、そのあとへ自分の顔をつきだして、明智のようすを見はっていたのです。
— 江戸川乱歩 『仮面の恐怖王』 青空文庫
作例 · 標準
デッサンで細かい部分を修正するために、ペン型の字消しを愛用している。
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最近の字消しは消しカスがまとまりやすく、机の上が汚れにくい。
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テスト中、一番大事な場面で字消しを落としてしまい、ひどく焦った。
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