どこの誰
どこのだれ
表現代名詞
標準
who the heck
文例 · 用例
私はどこの誰れとも知らない彼らみんなの幸福を心のしん底から祈らずにはいられない気持になった。
— 九鬼周造 『祇園の枝垂桜』 青空文庫
それに、その秘密を行なうのはいつでも夜なかときまっていて、どこの誰が秘密の祈りをして貰ったということが他人に知れると、その験がないというので、秘密の祈りを頼むものは世間がみんな寝静まった頃に、顔を隠したり、姿を変えたりして、そっと裏口から出入りをしているので、誰だかよく判らないということです。
— 女行者 『半七捕物帳』 青空文庫
やがて気も静まって落着いたところは、相手がどこの誰にしろ、たとえ畳屋の職人であろうと、持子をくれてやる肚だった。
— 織田作之助 『婚期はずれ』 青空文庫
しかしお座敷にいる以上、明くまでは出先の権利で、お客がどこの誰であろうと、どうもならないのであった。
— 徳田秋声 『縮図』 青空文庫
しからば、どこの誰をまずまっさきに糾弾すべきか。
— 太宰治 『十五年間』 青空文庫
他吉の俥はどこの誰よりも速く、客がおどろいて、「あ、おっさん、そないに走ってくれたら、眼エがまう。
— 織田作之助 『わが町』 青空文庫
滝の前の茶店で大福餅をたべさせながらおみよ叔母は、叔母さんの香典はどこの誰よりも一番|沢山やさかいお前達は肩身が広いと聴かせ、そしてぽんと胸をたたいて襟を突きあげた。
— 織田作之助 『放浪』 青空文庫
滝の前の茶店で大福餅をたべさせながらおみよ叔母は、叔母さんの香典はどこの誰よりも一番沢山やさかいお前達は肩身が広いと聴かせ、そしてぽんと胸をたたいて襟を突きあげた。
— 織田作之助 『放浪』 青空文庫
作例 · 標準
どこの誰がそんな噂を流したんだ?
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こんな時間に、どこの誰が電話をかけてきたんだろう。
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どこの誰かもわからない人に、個人情報は教えられない。
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