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臥所

ふしど異読 ふしどころ
名詞
1
標準
bedroom
文例 · 用例
母はこれに臥所を徙して喜んだが、間もなく世を去った。
森鴎外 細木香以 青空文庫
ある時は支度金を取って諸侯の妾に住み込み、故意に臥所に溺して暇になった。
森鴎外 細木香以 青空文庫
芸者が臥所へ来た時、君は浜路に襲われた犬塚信乃のように、夜具を片附けて、開き直って用向を尋ねた。
森鴎外 二人の友 青空文庫
臥所の上に倒れた二人は、しばらく死骸のように動かずにいたが、たちまち厨子王が「姉えさん、早くお地蔵様を」と叫んだ。
森鴎外 山椒大夫 青空文庫
汝もし信ぜずば今夜新しい葉を席の下に鋪いて、別々に臥して見よ、明朝に至り汝の榻下の葉は実するも、鬼の臥所の葉は虚しかるべしと言うて別れ出た。
鶏に関する伝説 十二支考 青空文庫
妻の生みし我子は、生れてより十四日目になり居り、矢張り妻の臥所の側なる揺籃の内に、是も眠り居り候。
ANDREAS THAMEYERS LETZTER BRIEF アンドレアス・タアマイエルが遺書 青空文庫
小生は直ちに妻の臥所の縁に腰を掛け、此三日間を如何に暮し居りしかと尋ね候。
ANDREAS THAMEYERS LETZTER BRIEF アンドレアス・タアマイエルが遺書 青空文庫
此事実は小生が帰宅して直ちに妻の臥所の縁に腰を掛け居りし時、妻の物語りし所に候。
ANDREAS THAMEYERS LETZTER BRIEF アンドレアス・タアマイエルが遺書 青空文庫