狂熱
きょうねつ
名詞
標準
extreme passion
文例 · 用例
彼の生活は、今や空虚な狂熱や、耽美的な情緒に惑溺する時代を通り越した。
— 愛の詩集の終りに 『愛の詩集』 青空文庫
そうして激昂する心を抑えてピアノの前に坐り所定曲目モザルトの一曲を弾いているうちにいつか頭が変になって来て、急に嵐のような幻想曲を弾き出す、その狂熱的な弾奏者の顔のクローズアップに重映されて祖国の同志達の血潮に彩られた戦場の光景が夢幻のごとくスクリーンの面を往来する。
— 寺田寅彦 『映画雑感6』 青空文庫
単にその技巧の上から見ても津田君の例えばある樹幹の描き方や水流の写法にはどことなくゴーホを想起させるような狂熱的な点がある。
— 寺田寅彦 『津田青楓君の画と南画の芸術的価値』 青空文庫
靜かな落付いた觀照や、心の澄み切つた靜寂の境地ではなく、常に動亂し、興奮し、狂熱し、苦惱し、絶叫するところの文學である。
— 萩原朔太郎 『詩に告別した室生犀星君へ』 青空文庫
二「今日本にあらゆる種類の全く無用な団体を作ろうとする熱、一種の狂熱がある……文学芸術の研究は決してかかる協会に伴なうものではない。
— 寺田寅彦 『人の言葉――自分の言葉』 青空文庫
又例の計画の狂熱がさめるかもしれない。
— 平出修 『計画』 青空文庫
又例の計畫の狂熱がさめるかもしれない。
— 平出修 『計畫』 青空文庫
情熱というより狂熱ですね」 そう言っているうちに、信吉の頭に、喋っている考え――というより言葉から、ふと思いがけぬ考えが発展して流れて来た。
— 織田作之助 『夜の構図』 青空文庫
作例 · 標準
「やったー!優勝だ!」歓声があがるスタジアム、選手たちの顔には狂熱の表情が浮かんでいた。
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彼女は研究に狂熱を燃やし、数日間寝る間も惜しんで実験を続けた。
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あのロックバンドのライブは、観客の狂熱が凄まじかったよ!
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子供の頃、あのゲームに夢中になって、親に叱られるほど狂熱していたな。
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ウィキペディア曖昧さ回避
狂熱(きょうねつ)とは、狂おしいほどの情熱。また、熱狂的になること。 狂熱 (1921年の映画) - ルイ・ドゥリュック監督、エーヴ・フランシス主演のフランス映画。 狂熱 (2017年の映画) - 三ツ橋勇二監督、名倉右喬主演の日本映画。
出典: 狂熱 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0