話は早い
はなしははやい
表現形容詞
標準
being settled quickly
文例 · 用例
まあ、そんならそうとして、話は早い方が可いが、千ちゃん、お聞き。
— 泉鏡花 『清心庵』 青空文庫
なんでも話は早いがいい。
— 三つの声 『半七捕物帳』 青空文庫
で――そんな御恩があるんならお断りするわけにはゆきませんわね、たゞあたしは未だ自分にはそんな話は早いと考へてお断りしてゐたゞけなんですけれど――あたしは、そんなことをいつて息子の顔を凝つと見てやつたのよ。
— 牧野信一 『ダイアナの馬』 青空文庫
」と和泉屋は反り身になって、「それで話は早い方がいいからッってんで、今日にでも日取りを決めてくれろと言うんですがね、どうです、女も決して悪いて方じゃないでしょう。
— 徳田秋声 『新世帯』 青空文庫
こうなると話は早い。
— 夢野久作 『超人鬚野博士』 青空文庫
「お話は早いがよい」と篠崎彦助は云った。
— 本庄陸男 『石狩川』 青空文庫
和尚さんの着物を縫ったり、納所部屋の洗濯をしたり、よう/\と細い煙りを立てまして居ります中、お話は早いもので、もう此の高岡へ来ましてから三年になりますが、大工町に宗慈寺という真言宗の和尚さんは、永禪と申して年三十七でございます。
— 三遊亭圓朝 『敵討札所の霊験』 青空文庫
話は早いところきまりをつけようじゃないか」「それはこっちも望むところだ」 奇妙な声が、僕に答えた。
— 海野十三 『海底都市』 青空文庫