茅の輪
ちのわ
名詞
標準
cogon grass ring (through which people pass during summer purification rites)
文例 · 用例
八年後に武塔神が再び訪れ誼に報いようと茅の輪をつくって兄の一家に帯びさせた。
— 安吾・伊勢神宮にゆく 『安吾の新日本地理』 青空文庫
即ち吾はスナノオの命なり、後世疫病ある時は蘇民将来子孫なりと云い、茅の輪をもって腰に帯をすれば難をまぬかれるだろう、と教えて立ち去った、という伝説によるのである。
— 安吾・伊勢神宮にゆく 『安吾の新日本地理』 青空文庫
夜詣や茅の輪にさせる社務所の灯向日葵が好きで狂ひて死にし画家向日葵を画布一杯に描きけり八月八日 初めて実朝祭を修す。
— 高浜虚子 『六百句』 青空文庫
旅へ出てあんまり心持ちのわるいときはちょっと飲むといいっておっかさんがいったぜ。
— 宮沢賢治 『いちょうの実』 青空文庫
」 ほんとうに、その雪は、まだあちこちのわずかな窪みや、向うの丘の四本の柏の木の下で、まだらになって残っています。
— 宮沢賢治 『タネリはたしかにいちにち噛んでいたようだった』 青空文庫
これは豚の心で象の心持ちを推し量るようなものかもしれないが、もしこの推量が当たっていると仮定したら、大衆は自分たちのわがままで東郷さんのほんとうのえらさを封じ込めてしまったということになるかもしれない。
— 寺田寅彦 『藤棚の陰から』 青空文庫
と申しますのも、お姫さまは、ほんとうは、たちのわるい魔女なんですからね。
— ハンス・クリスチャン・アンデルセン Hans Christian Andersen 『旅の仲間』 青空文庫
このお姫さまが、みんなの言うように、たちのわるい魔女だとは、どうしても考えられません。
— ハンス・クリスチャン・アンデルセン Hans Christian Andersen 『旅の仲間』 青空文庫
作例 · 標準
夏越の祓では、茅の輪をくぐって無病息災を願う習慣がある。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
神社の境内に設置された大きな茅の輪を、多くの人がくぐっていた。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
「茅の輪くぐって、厄払いしようね」と母が子供に話しかけた。
幻辭AI · gemini-2.5-flash