大隅
おおすみ
名詞
標準
Ōsumi (former province located in the east of present-day Kagoshima Prefecture, including the Amami Islands)
文例 · 用例
大隅忠太郎君は、私と大学が同期で、けれども私のように不名誉な落第などはせずに、さっさと卒業して、東京の或る雑誌社に勤めた。
— 太宰治 『佳日』 青空文庫
大隅君には、学生時代から少し威張りたがる癖があった。
— 太宰治 『佳日』 青空文庫
けれども、それは決して大隅君の本心からのものではなかった。
— 太宰治 『佳日』 青空文庫
大隅君は、野蛮な人ではない。
— 太宰治 『佳日』 青空文庫
大隅君は独り息子であるから、ずいぶん可愛がられて、十年ほど前にお母さんが死んで、それからは厳父は、何事も大隅君の気のままにさせていた様子で、謂わば、おっとりと育てられて来た人であって、大学時代にも、天鵞絨の襟の外套などを着て、その物腰も決して粗野ではなかったが、どうも、学生間の評判は悪かった。
— 太宰治 『佳日』 青空文庫
大隅君は、不勉強な私たちに較べて、事実、大いに博識だったのである。
— 太宰治 『佳日』 青空文庫
大隅君だって遠慮しているのだ。
— 太宰治 『佳日』 青空文庫
いきおい、大隅君は孤独であった。
— 太宰治 『佳日』 青空文庫
作例 · 標準
例句