世に立つ
よにたつ
表現Godan verb with 'tsu' ending
標準
to establish oneself in life
文例 · 用例
しかし詩人であるところの芭蕉は、救世主として世に立つ代りに、万人の悲しみを心にはぐくみ、悲しみの中に詩美を求めて、無限の寂しい旅を漂泊し続けた。
— 萩原朔太郎 『郷愁の詩人 与謝蕪村』 青空文庫
無論、妻は大佐の病氣次第で早かれ遲かれ歸つて來ますが、兒は永く/\――日本帝國の天晴れ軍人として世に立つまでは、芙蓉の峯の麓を去らせぬ積です。
— 押川春浪 『海島冐檢奇譚 海底軍艦』 青空文庫
』夫人は思はず涙をはら/\と流し『其事、お前と母とは、之が永遠の別となるかも知れませんが、幸ひにお前の生命が助つたなら、之から世に立つ時に、始終其言葉を忘れず、誠實の人とならねばなりませんよ。
— 押川春浪 『海島冐檢奇譚 海底軍艦』 青空文庫
英一は画家として世に立つべき志あり。
— ――甲字楼日記の一節―― 『叔父と甥と』 青空文庫
文學者として世に立つて行くには、大家になれば別だが、生活が中々困難である、お前のやうな意志の弱い人間には、到底大家になれる望みはないと云ふので、何も文學其物を否定するのではなかつた。
— 三島霜川 『自傳』 青空文庫
そこで吾人の世に立つ所はキタナイ者でも、不愉快なものでも、イやなものでも一切避けぬ否進んで其内へ飛び込まなければ何にも出來ぬといふ事である。
— 夏目漱石 『鈴木三重吉宛書簡―明治三十九年』 青空文庫
国家事多ければ、必らず、能く天下を理する人起るなり、国家徳乏しければ、必らず、聖浄なる君子世に立つなり、国家安逸ならば、必らず、彼の一国の公園とも云はるべき詩文の人起るなり、若し此事なくば国家は半ば死せるなり、人心は半ば眠りたるなり、希望全く無き有様に近きなり。
— 北村透谷 『明治文学管見』 青空文庫
大丈夫の一世に立つや、必らず一の抱く所なくんばあらず、然れども抱く所のもの、必らずしも見るべきの功蹟を建立するにはあらず。
— 北村透谷 『人生に相渉るとは何の謂ぞ』 青空文庫
作例 · 標準
その才能が認められ、彼はついに世に出ることになった。
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新しい作品が評判を呼び、ついに世に出る機会を得た。
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若き日の彼は、いつか世に出ることを夢見ていた。
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標準
to begin life (as an adult)
作例 · 標準
彼は田舎を出て、都会で世に出ることを目指した。
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親元を離れ、世に出るというのは大きな決断だ。
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世に出たばかりの若者には、多くの期待が寄せられる。
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