祝筵
しゅくえん
名詞
標準
文例 · 用例
十月に学問所の明教堂が落成して、安井家の祝筵に親戚故旧が寄り集まったときには、美しくて、しかもきっぱりした若夫人の前に、客の頭が自然に下がった。
— 森鴎外 『安井夫人』 青空文庫
「君は豪傑だが、この夜更けに十王殿へ往って、左の廊下に在る判官をおぶってくることができるかね、できたなら皆で金を出しあって君の祝筵を開くよ」 その陵陽には十王殿というのがあって、恐ろしそうな木像を置いてあるが、それが装飾してあるので生きているようであった。
— 田中貢太郎 『陸判』 青空文庫
御同前に祝筵にあずかろうとたのしみにしているのだが。
— 三宅花圃 『藪の鶯』 青空文庫