瓮
もたい異読 へ
名詞多音語頻度ランク #27751 · 青空 22 例
標準
earthenware vessel for alcoholic beverages, etc.
文例 · 用例
天皇は日本じゅうの多くの部族の中で、めいめいいいかげんなかってな姓を名のっているものが多いのをお嘆きになり、大和のある村へ玖訂瓮といって、にえ湯のたぎっているかまをおすえになって、日本じゅうのすべての氏姓を正しくお定めになりました。
— 鈴木三重吉 『古事記物語』 青空文庫
ハツバス・ダアダアは當時一流の埴瓮つくりはじめて、これを氣象情致の※に優れたる詩人に擲げ付け、自ら恥づることを知らざりき。
— IMPROVISATOREN 『即興詩人』 青空文庫
平群のおほ野高草の黄金の海とゆらゆる日、塵居の窓のうは白み日ざしの淡に、いにし代の珍の御經の黄金文字、百濟緒琴に、齋ひ瓮に、彩畫の壁に見ぞ恍くる柱がくれのたたずまひ。
— 薄田泣菫 『泣菫詩抄』 青空文庫
平群のおほ野、高草の黄金の海とゆらゆる日、塵居の窓のうは白み、日ざしの淡に、いにし代の珍の御經の黄金文字、百濟緒琴に、齋ひ瓮に、彩畫の壁に見ぞ恍くる柱がくれのたたずまひ、常花かざす藝の宮、齋殿深に、焚きくゆる香ぞ、さながらの八鹽折美酒の甕のまよはしに、さこそは醉はめ。
— 薄田淳介 『白羊宮』 青空文庫
放翁は五つの石瓮を埋め、それに泉を貯へて沢山の白蓮を植ゑたと云つてゐるが、私も出来ることなら、さうした水は欲しいと思つてゐる。
— 河上肇 『小国寡民』 青空文庫
の酒は、その傍の酒瓮の中で、薫ばしい香気を立ててまだ波々と揺いでいた。
— 横光利一 『日輪』 青空文庫
覆った酒瓮から酒が流れた。
— 横光利一 『日輪』 青空文庫
松明は消えかかったまま酒盞や祝瓮と一緒に飛び廻った。
— 横光利一 『日輪』 青空文庫
作例 · 標準
古い蔵の中から、酒を入れるための大きな瓮がいくつか見つかった。
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瓮に水をたっぷり溜めて、夏の間はスイカを冷やすのに使っていた。
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土で作られた立派な瓮は、昔の家庭では貴重な貯蔵容器だった。
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