こそっと
こそっと
副詞
標準
stealthily
文例 · 用例
」 この時、風が行ってしまいましたので、柏の木は、もうこそっとも云わなくなりました。
— 宮沢賢治 『タネリはたしかにいちにち噛んでいたようだった』 青空文庫
馬もこそっとも音をさせずに黙っていた。
— 有島武郎 『カインの末裔』 青空文庫
あれ丈の材のゆたかな人に、いくらかでもつきあえる機会はありながらつき合わないで居ると云うことも辛いけれども、こそっと会ったりしなくなった――出来なくなった自分の心に対して、ある安心も感じる。
— 一九一六年(大正五年) 『日記』 青空文庫
三時の茶の時に、かれらは話で疲れたような顔を出し、茶を喫んでから外に散歩にゆくと又戻って来て、夕方までこそっとも音も立てずに、やはり離れにこもっていた。
— 室生犀星 『我が愛する詩人の伝記』 青空文庫
」「知らないことあるもんか、こそっとおらにだけ言えよ。
— 室生犀星 『蜜のあわれ』 青空文庫
隣りの部屋には女が二人いたが、これも息をころしているようすで、こそっとも物音がしなかった。
— 徒労に賭ける 『赤ひげ診療譚』 青空文庫
」「かさこそっとやればもう大丈夫、だれの目にもつかねえ。
— LES MISERABLES 『レ・ミゼラブル』 青空文庫
」 夫人がおびえた声で、こそっと訊いた。
— The Nether Millstone 『煉獄』 青空文庫
作例 · 標準
授業中にこっそりと隣の席の友達に手紙を回したが、運悪く先生に見つかってしまった。
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彼女の誕生日にサプライズを仕掛けるため、こそっとプレゼントを枕元に置いておいた。
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ダイエット中だというのに、夜中にこそっと冷蔵庫を開けてアイスクリームを食べてしまった。
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