気が抜ける
きがぬける
表現動詞-一段
標準
to lose heart
文例 · 用例
小兵衛は急に気が抜けると、額の汗が口中へ流れて来た。
— 直木三十五 『大衆文芸作法』 青空文庫
唇を着けぬ酒は気が抜ける。
— 夏目漱石 『虞美人草』 青空文庫
「神崎与五郎東下り」は、これこそ珍中の珍、酔つ払ひの駕籠屋が独りいい気になり、与五郎は素面でたじたじ、思ひ出しての思ひ入れで気が抜けること夥しく、歌舞伎通の都の令嬢たちは、これを笑はなければ体面に拘はるから、おなかを二つに折つて肩だけゆすつてゐる。
— 岸田國士 『ある村の素人劇団』 青空文庫
実は山うどをとってきて、畑で作ってみたが、どうも香気が抜けるので、近所の山を拓いて、そこに植えてみたら、こういううどが出来たんです」と、種あかしをしてくれた。
— 中谷宇吉郎 『北国の春』 青空文庫
――それがヒョイと戸口の方を見るや、声も立てずにゴム風船から空気が抜けるように、不意にしぼんだように怒りの形相が完全に消えてしまう。
— ――Sの霊に捧げる―― 『冒した者』 青空文庫
そして枕や蒲団なぞの香気が抜ける時は、奴隷に命じて詰め替えさせていた、贅沢品の一種であったろうと史家は見ているのであります。
— 橘外男 『ウニデス潮流の彼方』 青空文庫
「蛇姫」は、受けてゐるらしいが、出突張りでないので、気が抜ける。
— 昭和十五年 『古川ロッパ昭和日記』 青空文庫
一回でも休むと気が抜ける。
— 昭和九年 『古川ロッパ昭和日記』 青空文庫
作例 · 標準
ずっと頑張ってきたプロジェクトが終わって、気が抜けてしまった。
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優勝候補がまさかの初戦敗退で、チーム全体が気が抜けたようだった。
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長年の目標を達成したら、なんだか気が抜けて次の目標が見つからない。
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標準
to become stale (i.e. of a carbonated beverage)
作例 · 標準
開封してから時間が経ったビールは、すっかり気が抜けてまずい。
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炭酸飲料は蓋を開けたら早く飲まないと、すぐに気が抜けてしまう。
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冷蔵庫に入れ忘れて一晩置いたら、サイダーが気が抜けていた。
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