空狐
くうこ
名詞
標準
fox with supernatural powers
文例 · 用例
わたくしがはたらきながら、また重いものをはこびながら、手で水をすくうことも考えることのできないときは、そこから白びかりが氷のようにわたくしの咽喉に寄せてきて、こくっとわたくしの咽喉を鳴らし、すっかりなおしてしまうのです。
— 宮沢賢治 『イーハトーボ農学校の春』 青空文庫
私たちがその地点まで来るには、かなり長い時間がかかったので、私たちは誰もすくうことは出来ないだろうと心配した。
— コナンドイル 『グロリア・スコット号』 青空文庫
けれどもそれでおにいさまたちをすくうことができるなら、よろこんで痛みをこらえようとおもいました。
— DE VILDE SVANER 『野のはくちょう』 青空文庫
エリーザはおにいさまたちをすくうことを心におもいながら、王さまの手にくちびるをつけました。
— DE VILDE SVANER 『野のはくちょう』 青空文庫
だから今にもだだだーンと、機関銃のはげしい掃射をくうことかと生きた心地もなかった。
— 海野十三 『少年探偵長』 青空文庫
おれが火を消してやるから、もうしばらくの辛抱だ」 と叫んだのですが、はたして兵曹長は、火だるまになった青江をすくうことができるでしょうか。
— 海野十三 『怪塔王』 青空文庫
どこまでも注意ぶかく、そしておもいきって大胆に、この火消仕事をやりましたので、火だるまと化し、もうすでに危かった部下の一命をすくうことができました。
— 海野十三 『怪塔王』 青空文庫
ほんとに命が大事だと思う者がゆかなければ、この艇をすくうことはできやしないよ。
— 海野十三 『太平洋魔城』 青空文庫
ウィキペディア
空狐(くうこ)とは、日本に伝わる神獣または妖狐。狐が年を経たものであると考えられている。
出典: 空狐 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0